こだわり
RCMSは様々なコンテンツをDB化(メタデータ化)して、それらを関連させることで、これまでより簡単に高度なWEBサイトを構築するためのプラットフォームです。WEBサイト構築プラットフォームとして、CMSの枠を超えて進化し続ける理由をご紹介します。
世の中のWebサイトの9割はシステム化できる
RCMSは開発当初から「世の中の9割のWEBサイトはシステム化できる」をコンセプトに設計、構築されています。また、適切な構築プロセスを推奨し、デザインとコンテンツを分離したサイト構築を行うように設計されています。
そのため、構築時のフレームワークとしてのCMSにとどまらず、日々のサイト運営やインフラ運営までカバーしています。
RCMSのRは「Relational」=「関連性」
RCMSの最大の特長である、関連性(関連付け)を利用することで、一つのコンテンツを1つの箇所に出力するのではなく、関連する情報同士を組み合わせることで様々な形のコンテンツを表現することができます。関連付けの両端の情報の種類でその関係性の種類はほぼ決定でき、この理論がRCMSの最大の特長です。
また、関連付けを利用することによって、バラバラに蓄積されているコンテンツに対して横のつながりを作ることが可能になります。ユーザーが求めている情報同士を連結することにより、最適なコンテンツ配信を実現します。
RCMSによる情報関連付けの例
関連付けをするだけでその情報の幅が大きく広がる
RCMSはデータを管理する
従来のCMSとRCMSの最大の違いは、ページやフォルダの管理ではなく、データを管理する点です。フォルダやページを管理する場合、リンク切れを気にしたり、サイト全体の構成などを理解していないといけません。サイトの構成を理解しないで更新を行っていると、数年後にはデザインは統一されているが、目的のページにはたどり着きにくい当初の構想とはかけ離れたサイトになってしまいます。その点、データで管理しているRCMSは更新作業とサイトの構成やリンクの設定が分かれているので、更新をどんなにしてもサイトの構成が混乱することはありません。
従来のCMS
- フォルダ・ページ
- ページを管理する
どこを更新すれば…
同じコンテンツの修正でも、各ページにそれぞれ書かれている場合は該当するページを全て探して変更する必要がある
RCMS
- メタデータ
- データを管理する
ここだけ更新すればいいのか!
同じコンテンツの修正であれば、管理画面からそのデータを修正することでサイト全体のページにその修正が自動的に反映する
RCMS独自の開発モデル
β版による検証モデル
RCMSの機能追加・調整などのバージョンアップ は、株式会社ディバータ(RCMS開発元)によりほぼ毎日行われており、その中には仕様が確定していないものや、完全にはテストが完了していない機能なども含まれております。それらの機能をβ版として先行リリースすることで、無料版ユーザーの皆様から不具合の報告や使い方の問い合わせ・要望などをいただき、ブラッシュアップを行っていく手法をとっています。
- 様々な新機能の追加
- システムの安定稼働
- 低価格でのご提供
開発成果の共有
RCMSでは、一般的に行われるオリジナルの開発に加え、折半開発を取り入れています。
オリジナル開発は、発注者にカスタマイズ箇所の著作権があり、通常のシステム開発と同じです。折半開発では、著作権はディバータに帰属するかわりに、開発費用は通常の半額となります。折半開発されたカスタマイズ部分は、のちにディバータが改変しRCMSへ統合していくため、開発成果を他の利用者と共有することができます。
また、ディバータがRCMSに必要と認めて既に開発予定に入っているような機能は、無償で開発する場合もあります。
常に進化するCMS
RCMSはSaaSで提供され、新しい機能や技術が日々追加されています。セキュリティアップデートも含め、RCMS上のWebサイトは常に最新の状態です。
RCMSとともにバージョンアップするWebサイト
RCMSでは、細かな設定や改修を含め、日々新しい機能を追加しています。正式版にリリースされた機能は、スタンダードプランを利用しているサイトに反映され、利用することができます。
例えば2014年7月には、JSON出力への対応、RC版のリリースなど、重要な変更を加えています。こうした新機能は、リリースされた直後から各サイトの中で利用することができます。
※仮想専用サーバプランの場合、セキュリティアップデートは必要に応じて行いますが、サーバが切り離されているためRCMSプログラムのアップデートは個別対応となり、時期についてはご相談いただくことができます。
※オンプレミス提供プランの場合、契約内容により異なりますので別途ご相談ください。
日々追加される新機能
RCMSには、日々細かな機能が追加されています。
新技術への対応、データ更新のしやすさ、デザイン編集の利便性、外部サービスとの連携、閲覧・編集権限など、様々な機能が追加されています。
これらの新機能は、SaaS型のスタンダードプランには随時追加されていきます。そのためRCMS上に構築されたWebサイトは、自ら追加開発を行うことなく新機能を利用することができます。
新機能のリリース情報は、RCMSサポートサイト「RCMSアップデート情報」から確認することができます。
セキュリティアップデート対応
RCMSでは、セキュリティアップデートも随時対応を行い、運営サイトを最新の状態に保つようにしています。
あらゆるWebサイトで共通の対応が求められるような更新は、RCMSを用いることで自社単独で実施する負担がなくなります。